◆総桐製、大小揃い専用納刀箱◆拵えと白鞘、大刀2振、脇差2振◆以下検索用語・刀箱・刀箪笥・刀剣保存箱・大刀・日本刀・居合刀・脇差

湿度が高くなると箱と蓋の反り等変化し蓋の閉まり具合も固くなってきますが、桐材が呼吸し桐箱の中の物を湿気から守ってくれる自然作用です。 同時に、板の面も木目（きめ）が粗密になって湿気の通過を自然にコントロールします。 お刀の保存には1振りに拵えと白鞘を用意されますが、白鞘は重要な存在で刀を保存する際は刀油で手入れ後、白鞘で保存します。  鞘腐れを防ぐ意味で拵えには刀身は入れません。高湿度の場合に刀枕の移動には箱の上部を少々押し開きながら移動してください。  桐板は総桐で、側面は箱と蓋ともに20ｍｍ厚板、あいじゃくり印籠蓋で重ね部も約20ｍｍ、天板と底板は 15ｍｍ厚材使用しております。サイズは全て約寸（内法長さ、約寸115ｃｍ幅32ｃｍ高さ12.5ｃｍ）です。 また逆に、乾燥時には木が収縮して蒸れないように通気性を良くします。小さな埋めや節目も御座いますが、お気に召して頂けます方のご検討を宜しくお願い致します。湿気対策に優れ歳月経つにつれ薄茶色ぽく自然変色してくるのもタンニンと呼ばれる成分の発生により虫よけにもなる成分が発生する桐無垢材無塗装の特徴かと思 います。 だから、古くからタンスの他にも高級な美術工芸品を収める箱に桐が使われるなど、 桐自体も高級品として扱われ、湿度の高い日本ならではの桐文化が発達しました。  湿度55％程度での蓋閉まり調整をしており、蓋は茶筒の如し落ち閉まりました。。）発送はヤマト運輸ヤマト宅急便１８０サイズでの発送となります。 （2023年 1月 15日 9時 55分 追加）（桐材の特徴）梅雨時に桐タンスの引出しが堅くなることがありますが、 これは、湿度が高くなると桐材が膨張して気密性が高まり、 タンス内に湿気が侵入するのを防いでいるからです。 この様に、桐はまるで呼吸しているかのように乾湿調整を行い、 タンス内を一定の快適な状態に保つ働きをしています。（湿度の度合いで材が伸縮しますが、これが自然作用で、大切なものを湿気から守っている証しです。  （大小揃い専用保存箱 房紐仕様）総桐無垢材使用 内法長さ115ｃｍ大刀拵えと白鞘各1振り、脇差 拵え白鞘各1振り用  大刀、脇差 拵え、白鞘 揃えで本来の納刀用桐箱  ご参考写真の刀は納刀例で出品商品ではありません。本品は天然桐無垢材ですので自然環境湿度に逆らわないように無塗装です。刀掛け枕の架け幅は最大で、刀拵え約33ｍｍ白鞘35ｍｍ、脇差拵え約32ｍｍ白鞘33ｍｍ、枕は刀の傾きを緩和できる様、二段彫りにしております。箱下には換気孔を施し、換気することによって湿気を防ぎカビの発生を緩和出来るよう、上げ底にしております。  大刀拵えを1振り  大刀刀身入り白鞘を1振り   脇差拵えを1振り  脇差刀身入り白鞘を1振り 保存箱ですが、鞘側枕の移動により 長さの違った物も保存も可能です。  写真の6と7枚の箱は納刀例写真で出品物と異なります